バーバラ・J・キング
ウィリアム・アンド・メアリー大学名誉教授。専門は自然人類学。ダグラス・カレッジ卒業、オクラホマ大学で博士号を取得後、ケニアでサルの研究を行い、さらにアフリカ、アメリカの各地でサルや大型類人猿の観察を進めてきた。人間と動物を結ぶ情動的関係について、その研究は従来の考察を深めたとして高い評価を得ている。ナショナル・ジオグラフィック・ラジオなどアメリカ国内をはじめさまざまなメディアに幅広く登場。主著にPersonalities on the Plate: The Lives and Minds of Animals We Eat(University of Chicago Press, 2017)、Being With Animals (Doubleday, 2010)、 Evolving God (Doubleday, 2007)、 The Dynamic Dance (Harvard University Press, 2004) がある。バージニア州在住で、夫とともに野良猫の愛護活動に取り組んでいる。