2021年12月24日発売
揺れに揺れた2021年のクルマ界。ニューカーも大量にデビューし、話題満載。
半導体をはじめとした部品不足、「EVシフト」を促す政治からの圧力の急上昇など、2021年のクルマ界は大きく揺れ、メーカー各社は対応を迫られました。クルマはこの先どうなるのか、将来がさらに見えづらくなった1年といえるでしょう。一方で、今年のニューカーは大豊作。とくにスポーツカーとSUVに魅力的なモデルが大量にデビューしました。いろいろあって大変だった業界動向と、良いクルマがたくさん出て難しくなったクルマ選び。その両方がわかる定番ガイドが今年も発売。例年にも増して、マストな1冊です!
2022年版特集
◎第1特集:ホンダはどうなるのか?
脱エンジン宣言、多数の車種の終了…。一連の決定は英断か? 迷走か?
◎第2特集:スポーツカー大国ニッポン
ZにWRX、GR86/BRZも。気づけば、よりどりみどり。こんな国、ほかに無い!
◎第3特集:やっぱりVWゴルフ
EVシフトの逆風のなか、登場した史上最高のゴルフ。「今こそ」の1台を徹底批評。
2022年版の指摘
- ・「EVにすれば問題解決」は考えが甘い!
- ・2022年から始まるマツダの再攻勢に注目
- ・EV充電の面倒は、解消どころか悪化する?
- ・課題山積のホンダ。今こそトップの声が必要
- ・「脱炭素」でもスポーツカーは無くならない
2022年版の論評より
- VWゴルフ
- またも半歩先行く存在に。脱帽…
- ソリオ
- ライバルに惑わされ美点喪失。ガッカリ
- ヴェゼル
- 広さ・乗り心地・走り・先進装備。どれも◎
- bZ4X/ソルテラ
- 「EV遅れてる」論を一蹴か。相当な意欲作
- ノート・オーラ
- 新しさも走りも◎。ただ価格戦略が…
- WRX S4
- 先代との差は歴然。格段に楽しめるクルマに
- GR86/BRZ
- 理想的な進化遂げた。味付けの違いも楽しい
- カローラクロス
- ライバルが太刀打ちしがたい出来と価格
- NX
- 新機軸満載、渾身の新型。レクサスの新章開く
- シビック
- 原点回帰の良さ◎。HEVやタイプRにも期待
- アウトランダーPHEV
- 持てる力を結集した新型。価格も意欲的
著者略歴
島下泰久(しました・やすひさ)
1972年神奈川県生まれ。立教大学法学部卒。国際派モータージャーナリストとして自動車、経済、ファッションなど幅広いメディアへ寄稿するほか、講演やイベント出演なども行なう。2021-2022 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。『間違いだらけのクルマ選び』を2011年から徳大寺有恒氏とともに、そして2016年版からは単独で執筆する。YouTubeチャンネル「RIDE NOW -Smart Mobility Review-」の主宰など更に活動範囲を広げている。
1972年神奈川県生まれ。立教大学法学部卒。国際派モータージャーナリストとして専門誌やweb、男性誌などへ寄稿するほか、ラジオ、テレビ番組への出演、講演など様々な舞台で活動する。2020-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。『間違いだらけのクルマ選び』を2011年の復活から徳大寺有恒氏とともに、そして2016年版からは単独で執筆する。2020年には新たにYouTubeチャンネル「RIDE NOW -Smart Mobility Review-」を立ち上げた。
1976年、覆面作家としてデビューした徳大寺有恒さんが、「こんなクルマでも買う人がいるから不思議」「見せかけだけの新しさではすぐ飽きがくる」など、歯に衣着せぬ批評を展開、全メーカーを震え上がらせた最初の『間違いだらけ』とその続篇を無料公開します。
『間違いだらけ』のすべてがはじまった原点を、ご堪能ください。
徳大寺有恒さんの名著『ぼくの日本自動車史』が文庫化、草思社文庫より刊行されました。
こちらもごらんください! →『【文庫】ぼくの日本自動車史』
『間違いだらけ』公式twitterはじめました。
@machigaidarake