草思社

書籍詳細

麻山事件
―― 満洲の野に婦女子四百余名自決す
満洲の麻山で、ソ連軍の包囲攻撃を受けた哈達河開拓団の婦女子が、男子団員の介錯により集団自決した。満蒙開拓団最大の悲劇の全貌を明らかにした慟哭の記録。
ISBN 978-4-7942-0167-6
定価 1,708円(本体1,553円)
判型 四六判
頁数 320頁
初版刊行日 1983年03月25日
原書タイトル
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中村雪子
一九二三年、北海道に生まれる。長野県立岡谷高等女学校を卒業の後、一九三九年、満洲に渡り、一九四二年に結婚。一 九四六年、満洲より引揚げる。一九五九年より名古屋女性史研究会に、一九七九年より東海近代史研究会に所属。著書に『福田英子研究』(共著)、『母の時 代』──愛知の女性史──風媒社刊(共著)がある。二〇一〇年没。
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