草思社

書籍詳細

ロケットボーイズ2(上)
大人になる時、ちょっと心が痛い──ロケットづくりを通して人生の真実を学んだ落ちこぼれ高校生の青春を描く。前作以上の感動と切なさがこみ上げる自伝、第二弾。
ISBN 978-4-7942-1121-7
定価 1,980円(本体1,800円)
判型 四六判
頁数 240頁
初版刊行日 2002年03月01日
原書タイトル THE COALWOOD WAY
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ホーマー・ヒッカム・ジュニア
1943年、ウエストバージニア州コールウッド生まれ。大学卒業後はNASAのエンジニアとして活躍。退職した現在は、航空宇宙プロジェクトの顧問となり、アラバマ州ハンツヴィルに在住。
武者圭子
静岡県生まれ。翻訳家。訳者に『サークル・オブ・マジック 魔法の学校』(小学館)、『あの瞬間、ぼくらは宇宙に一番近かった』『世界を旅した猫ヘンリエッタの華麗な生涯』(ともに講談社)、『砂漠の女ディリー』『ロケットボーイズ』(ともに草思社)などがある。
この本へのご意見・ご感想
 勉強もスポーツもできない落ちこぼれ高校生だったサニー。仲間たちとロケット作りをはじめてからは、ちがう自分になれたはずなのに──ロケットは腐蝕の問題でいきづまる、女の子とはすれちがう、相変わらず父はぼくを認めてはくれない。人生はどうして、こんなにままならないんだろう? と悶々とする毎日だ。
 そんなとき、パレードの失敗を期に、母は町の人々から孤立し、父は炭鉱組合との対立を深める。そして炭鉱町はじまって以来の分裂の危機が──。
 映画『遠い空の向こうに』の原作となった前作以上の感動と切なさがこみあげる、NASAの元エンジニアの自伝、待望の第2弾!