書籍詳細
人質交渉人
―― ブルッサール警視回想録
ロベール・ブルッサール 著 /峰岸久 訳
激昂する犯人の心をいかに捉え、交渉に持ち込むか。数々の救出作戦を成功に導いたパリ警視庁警視が、事件現場の緊迫感、実際のやりとりを克明かつ生々しく描き出す。
ISBN | 978-4-7942-1184-2 |
定価 | 2,420円(本体2,200円) |
判型 | 四六判 |
頁数 | 296頁 |
初版刊行日 | 2002年12月27日 |
原書タイトル | COMMISSAIRE BROUSSARD - MEMOIRES |
「交渉には応じない!」
強硬に要求を突きつける犯人の心を捉え、巧みに交渉のテーブルにつかせる。慎重に人員を配置。人質の生命に関わる急変、逃走された場合の追跡にも備えねばならない。体面ばかりを気にする官僚、強行突入を主張する政治家を抑えておくことも必要だ──。
テロリスト、誘拐犯、強盗など、数々の難事件で交渉の当事者として活躍し人質救出作戦を成功に導いた著者を、人は「大心理学者」と呼んだ。ハーグでの日本赤軍との96時間に及ぶ交渉、カリスマ犯罪者メスリーヌとの意地と命を賭した駆け引きなど、緊張感あふれる人質交渉のやりとりが克明に綴られる。
一介のお巡りからたたき上げ、現場にこだわりつづけたパリ警視庁の名物刑事の回想録。
強硬に要求を突きつける犯人の心を捉え、巧みに交渉のテーブルにつかせる。慎重に人員を配置。人質の生命に関わる急変、逃走された場合の追跡にも備えねばならない。体面ばかりを気にする官僚、強行突入を主張する政治家を抑えておくことも必要だ──。
テロリスト、誘拐犯、強盗など、数々の難事件で交渉の当事者として活躍し人質救出作戦を成功に導いた著者を、人は「大心理学者」と呼んだ。ハーグでの日本赤軍との96時間に及ぶ交渉、カリスマ犯罪者メスリーヌとの意地と命を賭した駆け引きなど、緊張感あふれる人質交渉のやりとりが克明に綴られる。
一介のお巡りからたたき上げ、現場にこだわりつづけたパリ警視庁の名物刑事の回想録。