書籍詳細
ヒトという生きもの
柳澤嘉一郎 著
ヒトとは、何とおかしな、何と悲しい生きものだろう。生物学者の目でヒト社会を眺め、ヒトの宿命に思いをはせる。「草思」に連載され好評を博した珠玉のエッセイ。
第52回日本エッセイスト・クラブ賞受賞
生物学者の目からヒト社会を眺めると、どうしてこんなことになってしまったものかと思う。そしてヒトという生きものは、なんと悲しい、なんと不条理な生物なのだろう、と。
生物としてのヒトの宿命と性質を考え、過密社会がもたらすもの、戦争の起源、睡眠と記憶の不思議、アイスクリームの階級制から美人が好まれる理由まで、生物学者・柳澤嘉一郎が夜も眠れず悩みつづけるテーマを綴る。
生物学者の目からヒト社会を眺めると、どうしてこんなことになってしまったものかと思う。そしてヒトという生きものは、なんと悲しい、なんと不条理な生物なのだろう、と。
生物としてのヒトの宿命と性質を考え、過密社会がもたらすもの、戦争の起源、睡眠と記憶の不思議、アイスクリームの階級制から美人が好まれる理由まで、生物学者・柳澤嘉一郎が夜も眠れず悩みつづけるテーマを綴る。