中山由美
朝日新聞東京本社科学医療グループ記者。1993年入社。青森支局、つくば支局、外報部、社会部を経て、現職。外報部時代に は、2001年9月11日の同時多発テロ実行犯の生涯を追って、ドイツや中東を取材。長期連載「テ ロリストの軌跡」(2002年度新聞協会賞受賞)の担当者のひとり。2003年11月~05年3月、第45次南極観測越冬隊に同行。報道記者としては女性で初めて。昭和基地から雪上 車で一カ月、1000キロ遠征し、マイナス60度のドームふじ基地 で氷床掘削を取材した。2008年8月には北極・グリーンランド で、米国観測チームに同行して解けゆく氷床を取材した。2009年11月~10年3月 まで、51次観測隊で南極再訪、隕石探査に同行し、セールロンダーネ山地で40日間を過ごした。著書に『こちら南極 ただいまマイナス60度』(草思社)、『テロリストの軌跡』(共著、草思社)、『南極ってどんな ところ?』(共著、朝日新聞社)がある。