草思社

書籍詳細

炭鉱太郎がきた道
―― 地下に眠る近代日本の記憶
日本の近代を支えた炭鉱夫たち。彼らはどこからきて、どこへ消えたのか? ヤマをめぐる激動の歴史を縦糸に無名にして確かに生きた人々の濃密な生の軌跡を辿る。
ISBN 978-4-7942-1699-1
定価 1,870円(本体1,700円)
判型 四六判
頁数 224頁
初版刊行日 2009年03月02日
原書タイトル
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七尾和晃
ルポライター。石川県金沢市出身。英字新聞などの記者を経て著述業に。記者時代には産業政策担当として経済産業省をはじめ、国土交通省、厚生労働省、総務省、外務省、環境省、内閣府などを取材する。とくに土光臨調や橋本行革での省庁再編にともなう、政策決定過程における官僚の心理的動態の変化に着目。「訊くのではなく聞こえる瞬間を待つ」を信条に、海外と日本を往来しながら息の長い学際的なフィールドワークを続けている。著書に『沖縄戦と民間人収容所』(原書房)、『炭鉱太郎がきた道』『闇市の帝王』(以上、草思社)、『銀座の怪人』(講談社)、『総理の乳母』(創言社)、『堤義明 闇の帝国』(光文社)などがある。
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