趙甲済
1945年日本生まれ。46年、慶尚北道青松へ帰る。釜山水産大学入学、軍隊除隊後、71年、釜山の『国際新聞』に入社。言論活動を始める。専門は警察、公害、エネルギー問題。74年、重金属汚染の追跡報道で第7回韓国記者賞を受賞。80年、光州民主化運動を取材。83年、『朝鮮日報』に入社、『月刊朝鮮』の編集長となる。この編集長時代、同誌は北朝鮮の人権問題に関する報道により、94年、寛勲言論賞を受賞。「六・二九宣言の真実」「全斗煥の肉声証言」「一二・一二事件 将軍たちの肉声録音テープ」など数々のスクープを放つ。96年~97年、ハーバード大学付属ニーマン財団で研修。2001年、月刊朝鮮社代表理事。05年4月より同誌編集委員。韓国随一の保守論客。著書に『大動乱の共和国』『国家安全企画部』『軍部』『朴正熙伝:我が墓にツバを吐け』(全8巻)ほか。