草思社

書籍詳細

【文庫】闇市の帝王
―― 王長徳と封印された「戦後」
終戦直後の東京で、一等地を次々に手中に収めていった中国人・王長徳。闇市を手始めに多彩な事業を手掛け、「東京租界の帝王」と呼ばれた男の凄絶な生涯を追う!
ISBN 978-4-7942-1844-5
定価 715円(本体650円)
判型 文庫判
頁数 304頁
初版刊行日 2011年08月12日
原書タイトル
このエントリーをはてなブックマークに追加
七尾和晃
ルポライター。石川県金沢市出身。英字新聞などの記者を経て著述業に。記者時代には産業政策担当として経済産業省をはじめ、国土交通省、厚生労働省、総務省、外務省、環境省、内閣府などを取材する。とくに土光臨調や橋本行革での省庁再編にともなう、政策決定過程における官僚の心理的動態の変化に着目。「訊くのではなく聞こえる瞬間を待つ」を信条に、海外と日本を往来しながら息の長い学際的なフィールドワークを続けている。著書に『沖縄戦と民間人収容所』(原書房)、『炭鉱太郎がきた道』『闇市の帝王』(以上、草思社)、『銀座の怪人』(講談社)、『総理の乳母』(創言社)、『堤義明 闇の帝国』(光文社)などがある。
この本へのご意見・ご感想
この本を購入する