草思社

書籍詳細

幕末明治 不平士族ものがたり
明治初年代は、薩長藩閥の専制に憤る士族たちが政府要人暗殺や武装反乱をくり返した暗黒時代でもあった。維新のやり直しに殉じた男たちを史料から描く歴史読み物。
ISBN 978-4-7942-1985-5
定価 1,980円(本体1,800円)
判型 四六判
頁数 352頁
初版刊行日 2013年06月28日
原書タイトル
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野口武彦
1937年東京生まれ。作家・文芸評論家。早稲田大学文学部卒。東京大学大学院博士課程中退。神戸大学文学部教授を退官後、著述に専念する。日本文学・日本思想史専攻。73年『谷崎潤一郎論』(中央公論社)で亀井勝一郎賞、80年『江戸の歴史家──歴史という名の毒』(ちくま学芸文庫)でサントリー学芸賞、86年『「源氏物語」を江戸から読む』(講談社学術文庫)で芸術選奨文部大臣賞、92年『江戸の兵学思想』(中公文庫)で和辻哲郎文化賞、2003年『幕末気分』(講談社文庫)で読売文学賞を受賞。近年の作品に『異形の維新史』(草思社)、『慶喜のカリスマ』『花の忠臣蔵』『元禄六花撰』(いずれも講談社)などがある。さまざまなジャンルを超えたネオ・フィクションをめざす。
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