草思社

書籍詳細

ダレス兄弟
―― 国務長官とCIA長官の秘密の戦争
冷戦期の米国外交を表と裏から主導した兄弟の生い立ちと、彼らが仕掛けた政権転覆工作の顛末を詳述。そこに映し出された米国の行動原理を鋭く批評した圧巻の評伝。
ISBN 978-4-7942-2166-7
定価 4,070円(本体3,700円)
判型 四六判
頁数 592頁
初版刊行日 2015年11月25日
原書タイトル THE BROTHERS
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スティーブン・キンザー
作家、ジャーナリスト。1951年生まれ。ボストン大学卒業。元『ニューヨーク・タイムズ』特派員。ベルリン支局長、イスタンブール支局長を務める。現在、ブラウン大学ワトソン国際問題研究所客員研究員。著書にOverthrow, All the Shah’s Men, Bitter Fruitほか。
渡辺惣樹
日米近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著書が高く評価される。『日米衝突の萌芽1898-1918』で第22回山本七平賞奨励賞を受賞。その他の著書に『日米衝突の根源1858-1908』『アメリカの対日政策を読み解く』『誰が第二次世界大戦を起こしたのか』(以上、草思社)、『第二次世界大戦とは何だったのか:戦争指導者たちの謀略と工作』(PHP研究所)、『英国の闇 チャーチル』(ビジネス社)、『第二次世界大戦 アメリカの敗北』(文春新書)。訳書に、ハーバート・フーバー『裏切られた自由』、チャールズ・カラン・タンシル『裏口からの参戦』、ハミルトン・フィッシュ『ルーズベルトの開戦責任』(以上、草思社)などがある。
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