草思社

書籍詳細

伊勢屋稲荷に犬の糞
―― 江戸の町は犬だらけ
江戸に多いもの、伊勢屋稲荷に犬の糞──と落語でネタにされる程、江戸には犬や犬の糞が多かったという。犬はなぜ増えたのか?糞はなぜ放置されたか?史料から江戸時代の犬の生態に迫る。
ISBN 978-4-7942-2222-0
定価 1,650円(本体1,500円)
判型 四六判
頁数 256頁
初版刊行日 2016年08月24日
原書タイトル
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仁科邦男
1948年東京生まれ。70年、早稲田大学政治経済学部卒業後、毎日新聞社入社。下関支局、西部本社報道部、『サンデー毎日』編集部、社会部などを経て2001年、出版担当出版局長。05年から11年まで毎日映画社社長を務める。名もない犬たちが日本人の生活とどのように関わり、その生態がどのように変化してきたか、文献史料をもとに研究を続ける。ヤマザキ動物看護大学で「動物とジャーナリズム」を教える(非常勤講師)。著書に『九州動物紀行』(葦書房)、『犬の伊勢参り』(平凡社新書)、『犬たちの明治維新 ポチの誕生』『犬たちの江戸時代』『西郷隆盛はなぜ犬を連れているのか』(いずれも草思社)がある。
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