マーク・フィッツパトリック
国際戦略研究所アメリカ支部(IISS-US)エクゼクティブ・ディレクター。ハーバード大学ケネディ行政大学院修了後、米国国務省に入省、国務次官補代理(核不拡散担当)などを務める。2005年、英国国際戦略研究所に移籍、上席研究員、不拡散・軍縮プログラム部長を経て2015年末より現職。著書にOvercoming Pakistan’s Nuclear Dangers (IISS Adelphi book 443, 2014) 、The Iranian Nuclear Crisis: Avoiding worst-case outcomes (IISS Adelphi Papers 398, 2008)。国際戦略研究所(IISS)1958年、冷戦時代における国際安全保障、軍備縮小・防衛問題等の情報・研究のためロンドンで設立された国際的戦略研究機関。60カ国以上の国防問題の専門家や大学教授が参加。年報(Military Balance)や隔月雑誌(Survival)、研究論文(Adelphi Paper)等を出版。「アジア安全保障会議(シャングリラ会合)」を毎年開催、日本、米国、中国、韓国、英国、オーストラリア、シンガポール、ベトナム、マレーシア、フィリピンなどの31カ国が参加。