草思社

書籍詳細

辞書編集、三十七年
辞書編集ひと筋37年、『日本国語大辞典』の元編集長が苦難と歓喜の辞書編集者人生を回想。「辞書編集とは刑罰である」など興味深い辞書話と日本語のうんちくが満載。
ISBN 978-4-7942-2370-8
定価 1,980円(本体1,800円)
判型 四六判
頁数 296頁
初版刊行日 2018年12月10日
原書タイトル
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神永曉
辞書編集者。元小学館辞書編集部編集長。1956年千葉県生まれ。1980年、小学館の関連会社尚学図書に入社。1993年、小学館に移籍。尚学図書に入社以来、37年間ほぼ辞書編集一筋の人生を送る。担当した辞典は『日本国語大辞典 第二版』『現代国語例解辞典』『使い方の分かる類語例解辞典』『標準語引き日本方言辞典』『例解学習国語辞典』『日本語便利辞典』『美しい日本語の辞典』など多数。2017年2月に小学館を定年で退社後も、『日本国語大辞典 第三版』に向けての編纂事業に参画している。また、辞典・事典サイト「ジャパンナレッジ」でコラム「日本語、どうでしょう?」を連載するかたわら、テレビ、ラジオに出演して日本語の面白さ、奥深さを広める活動も行っている。著書に『微妙におかしな日本語 ことばの結びつきの正解・不正解』(草思社)、『悩ましい国語辞典』『さらに悩ましい国語辞典』(単行本は時事通信社、文庫は角川ソフィア文庫)、監修書に『日本のことばずかん そら』『同 いろ』『同 かず』(以上、講談社)。2014年にNPO法人「こども・ことば研究所」を「辞書引き学習」を考案した深谷圭助中部大学教授と共同設立。国語に限らず、小学校の英語教育や、さらには支援教育も視野に入れて、「辞書引き学習」による子どもの語彙力アップを目指した教育活動を展開している。
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