草思社

書籍詳細

愛蔵版 楽しい鉱物図鑑
堀秀道 著 /門馬綱一 その他
鉱物書の金字塔『楽しい鉱物図鑑』①②巻を合本・大判化、フィルムをデジタルスキャンし鉱物の色味を完全再現した、鉱物を愛するすべての人必携の1冊。
ISBN 978-4-7942-2430-9
定価 13,200円(本体12,000円)
判型 B5判
頁数 432頁
初版刊行日 2019年12月23日
原書タイトル
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堀秀道
1934年、東京生まれ。アマチュア鉱物界の泰斗、桜井欽一氏に師事し、中学校時代より鉱物を愛好する。北里大学化学科助手、モスクワ大学地質学部留学を経て、鉱物標本の販売および鑑定・研究の機関、「ホリミネラロジー」(旧・鉱物科学研究所)を設立。その所長として鉱物漬けの日々を送る。2019年1月3日、敗血症のため死去。長石の新種「ストロナ長石」をはじめ3種の新鉱物を自身発見、研究・発表し、これらの業績に「櫻井賞」を贈られている。その後も岩代石などを発見。また「東京国際ミネラルフェア」の開催に主導的な役割を果たし、アマチュア愛好会「鉱物同志会」の主宰、テレビ東京の人気番組『開運!なんでも鑑定団』の石の鑑定レギュラー、各地の博物館の開設協力など、日本における健全な科学趣味の普及に大きな貢献を残す。著書に『楽しい鉱物学』『堀秀道の水晶の本』(草思社刊)『鉱物 人と文化をめぐる物語』(ちくま学芸文庫、2017)など。訳書に『石の思い出』(フェルスマン著、草思社刊)、『合成宝石』(バリツキー著、新装飾刊)などがある。理学博士。
門馬綱一
1980年生まれ。中学生の頃よりホリミネラロジー(旧・鉱物科学研究所)に通い、『楽しい鉱物図鑑』を愛読。2009年に東北大学大学院理学研究科博士課程を修了し博士(理学)となる。2011年より国立科学博物館研究員。専門は鉱物学、結晶学。研究に携わった新鉱物に「千葉石」「房総石」などがある。著書に、松原聰・宮脇律郎共著『図説 鉱物の博物学』(秀和システム)、 監修書に『大迫力バトル鉱物キャラ超図鑑』(西東社)、『KOUBUTSU BOOK 飾って、眺めて、知って。鉱物のあるインテリア』(ビー・エヌ・エヌ新社)などがある。
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