スニール・アムリス
イェール大学教授。歴史学者。専門は南アジア史。インド人の両親のもとケニアのナイロビで誕生、その後シンガポールに移り住む。成長期をシンガポールで過ごしたことでアジアの海洋都市や民族、文化に関心を抱くようになる。ケンブリッジ大学卒業後、トリニティーカレッジの主任研究員に。その後、ロンドン大学バークベック・カレッジ教授、ハーバード大学教授を経て2020年から現職。2016年、移民史、環境史、国際公衆衛生史への貢献でインフォシス賞を受賞。主な著書にCrossing the Bay of Bengal, Migration and Diaspora in Modern Asia(いずれも未邦訳)がある。