草思社

書籍詳細

水の大陸 アジア
―― ヒマラヤ水系・大河・海洋・モンスーンとアジアの近現代
ヒマラヤ水系に広がるアジア。水からの恩恵と御しきれない水との闘争が、現在の姿をつくりあげてきた。近代以降、激変するアジア史を「水」の次元からとらえ直す。
ISBN 978-4-7942-2494-1
定価 4,180円(本体3,800円)
判型 四六判
頁数 504頁
初版刊行日 2021年02月03日
原書タイトル UNRULY WATERS
このエントリーをはてなブックマークに追加
スニール・アムリス
イェール大学教授。歴史学者。専門は南アジア史。インド人の両親のもとケニアのナイロビで誕生、その後シンガポールに移り住む。成長期をシンガポールで過ごしたことでアジアの海洋都市や民族、文化に関心を抱くようになる。ケンブリッジ大学卒業後、トリニティーカレッジの主任研究員に。その後、ロンドン大学バークベック・カレッジ教授、ハーバード大学教授を経て2020年から現職。2016年、移民史、環境史、国際公衆衛生史への貢献でインフォシス賞を受賞。主な著書にCrossing the Bay of Bengal, Migration and Diaspora in Modern Asia(いずれも未邦訳)がある。
秋山勝
翻訳者。立教大学卒。日本文藝家協会会員。訳書にドイグ『死因の人類史』、コヤマ、ルービン『「経済成長」の起源』、ホワイト『ラザルス』、サウトバイ『重要証人』、ミシュラ『怒りの時代』、ローズ『エネルギー400年史』、バートレット『操られる民主主義』(以上、草思社)、ウー『巨大企業の呪い』、ウェルシュ『歴史の逆襲』(以上、 朝日新聞出版)など。
この本へのご意見・ご感想
この本を購入する
電子書籍