草思社

書籍詳細

【文庫】「自然」という幻想
―― 多自然ガーデニングによる新しい自然保護
人間の影響の排除に固執する自然保護はカルトであり科学的・費用対効果的に不可能な幻想だ。幅広い自然のあり方を認める新しい保護の形を提案。
ISBN 978-4-7942-2515-3
定価 1,320円(本体1,200円)
判型 文庫判
頁数 384頁
初版刊行日 2021年04月08日
原書タイトル RAMBUNCTIOUS GARDEN
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エマ・マリス
サイエンスライター。自然、人々、食べ物、言語、書籍、映画などについて執筆。数年間記者として勤務していたネイチャー誌のほか、ナショナルジオグラフィック、ニューヨークタイムス、ワイヤード、グリスト、スレート、オンアースなどの雑誌・新聞に寄稿している。ワシントン州シアトル出身、オレゴン州クラマスフォールズ在住。
岸由二
慶應義塾大学名誉教授。生態学専攻。NPO法人代表として、鶴見川流域や神奈川県三浦市小網代の谷で〈流域思考〉の都市再生・環境保全を推進。著書に『自然へのまなざし』(紀伊國屋書店)、『利己的遺伝子の小革命』(八坂書房)、『「奇跡の自然」の守りかた』(ちくまプリマー新書)、『「流域地図」の作り方」(ちくまプリマー新書)』など。訳書にドーキンス『利己的な遺伝子』(共訳、紀伊國屋書店)、ソベル『足もとの自然から始めよう』(日経BP)、スヒルトハウゼン『都市で進化する生物たち』(小宮繁と共訳、草思社)など。 鶴見川流域水委員会委員。
小宮繁
翻訳家。慶應義塾大学文学研究科博士課程単位取得退学(英米文学専攻)。専門は20世紀イギリス文学。2012年3月より、慶應義塾大学日吉キャンパスにおいて、雑木林再生・水循環回復に取り組む非営利団体、日吉丸の会の代表をつとめている。訳書にステージャ『10万年の未来地球史』(岸由二監修、日経BP)。スヒルトハウゼン『都市で進化する生物たち』(岸由二と共訳、草思社)。
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