山根貞男
1939年大阪生まれ。映画評論家。大阪外国語大学フランス語科卒。加藤泰、マキノ雅弘など日本の大衆映画を評価。1986年以来キネマ旬報に日本映画時評を連載。2001年~2008年東海大学文学部文芸創作科教授。内外の映画祭の企画に携わる。2021年『日本映画作品大事典』(三省堂)を編集して、日本映画ペンクラブ賞受賞。著書・編書に『映画渡世』(マキノ雅弘著、山田宏一と聞き書き、ちくま文庫)『増村保造 意志としてのエロス』(筑摩書房)『映画監督 深作欣二』(深作欣二と共著、ワイズ出版)『加藤泰、映画を語る』(安井喜雄と共編、ちくま文庫)『日本映画時評集成1~3』(国書刊行会)など。近著に『東映任俠映画120本斬り』(ちくま新書)など。