中沢孝夫
福井県立大学名誉教授。博士(経営学)。1944年生まれ。高校を卒業後、郵便局勤務から全逓労組専従を経て、45歳で立教大学法学部に入学、1993年卒業。2000年10月に姫路工業大学(現在の兵庫県立大学)教授に就任。2008年から福井県立大学経済学部教授。2014年から2018年3月まで福山大学教授。専門は、経営組織論、中小企業論、ものづくり論、人材育成論。2000社(そのうち100社は東南アジアの企業)以上の企業からの聞き取りをし、ミクロな領域で研究活動を行ってきた。「日本経済新聞」での「目利きが選ぶ3冊」や「週刊東洋経済」および 「週刊朝日」などに長く書評を寄稿。著書に『良質な社会と自己訂正能力』『起業家新時代』(以上平原社)、『働きものたちの同時代』(東京新聞出版局)、『中小企業新時代』『変わる商店街』(以上岩波新書)、『すごい製造業』(朝日新書)、『就活のまえに』(ちくまプリマ―新書)、『グローバル化と中小企業』(筑摩選書)、『転職のまえに』(ちくま新書)、『働くことの意味』(夕日書房)ほか。