草思社

書籍詳細

カッコウはコンピュータに卵を産む(下)
世界に広がるコンピュータ・ネットワークを舞台に実際に起こったハッカー事件。その犯人追跡の全過程をスリリングに再現。ハイテク時代の新犯罪の脅威が明らかに。
ISBN 978-4-7942-0431-8
定価 2,090円(本体1,900円)
判型 四六判
頁数 296頁
初版刊行日 1991年09月30日
原書タイトル THE CUCKOO'S EGG
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クリフォード・ストール
1950年、ニューヨーク州バッファロー生まれ。ニューヨーク州立大学を経てアリゾナ大学で博士号取得。天体物理学者。ローレンス・バークレー研究所のシステム管理者だった1986年、同研究所のシステムを経由して軍関係のサーバへの侵入を繰り返すハッカー発見、追跡。この事件は世界的に報道され、自身の体験をまとめた本書はベストセラーとなった。のちにハーバード・スミソニアン天体物理学研究所に勤務、現在はバークレーに戻って家族と三匹の猫とともに静かな暮らしを愉しんでいる。著書に『カッコウはコンピュータに卵を産む』『インターネットはからっぽの洞窟』『コンピュータが子供たちをダメにする』(いずれも草思社)。
池央耿
翻訳家。訳書にストール『カッコウはコンピュータに卵を産む』(草思社)、フルガム『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』、メイル『南仏プロヴァンスの12か月』(ともに河出書房新社)、アシモフ『黒後家蜘蛛の会』(創元推理文庫)、ホーガン『星を継ぐもの』(創元SF文庫)、ウェルズ『タイムマシン』、ディケンズ『二都物語』(ともに光文社古典新訳文庫)、ホーキング『ホーキング、自らを語る』(あすなろ書房)、セーガン『コンタクト』(共訳、新潮社)など多数。
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