斎藤英俊
1946年鹿児島県生まれ。東京工業大学建築学科卒、同大学院博士課程修了。工学博士。一級建築士。文化庁文化財保護部建造物課から宮内庁京都事務所に出向し、桂離宮御殿群の修理工事(昭和の大修理)にたずさわる。文化庁主任文化財調査官、東京芸術大学大学院教授、東京文化財研究所国際文化財保存修復協力センター長、筑波大学大学院教授を経て、京都女子大学教授。中世・近世の住宅建築史、文化財保存学を研究分野とする。著書に『日本美術全集19近世宮廷の美術』(学習研究社)、『名宝日本の美術21桂離宮』(小学館)、『桂離宮御殿整備記録』(全4冊、宮内庁)ほか多数。