草思社

書籍詳細

センチメンタルジャーニー
生い立ちから最晩年までを赤裸々に語った詩人の絶筆。少年時代、詩へのめざめ、突然の妻の事故死、晩年の恋、「荒地」の詩人たちの肖像など、随所に鋭い批評が光る。
ISBN 978-4-7942-0520-9
定価 1,923円(本体1,748円)
判型 四六判
頁数 192頁
初版刊行日 1993年09月30日
原書タイトル
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北村太郎
1922年生東京まれ。1992年没。本名・松村文雄。東京大学仏文科卒。戦前から「ル・バル」に参加、戦後は鮎川信夫、田村隆一らとともに「荒地」を創刊し、戦後的感性を見事に展着させた詩的世界を確立した。1966年、第一詩集『北村太郎詩集』を刊行、以後数多くの詩集を上梓する。おもな詩集に『犬の時代』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『笑いの成功』(藤村記念歴程賞受賞)、『港の人』(読売文学賞受賞)など。散文集に『パスカルの大きな眼』『詩を読む喜び』『ぼくの現代詩入門』『樹上の猫』。全集的集成に『北村太郎の全詩篇』、未刊行詩とエッセイを集めた『光が射してくる』など。
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