草思社

書籍詳細

オウムからの帰還
元出家信者による手記。入信に至るまでの内面の苦悩、出家して知った教団の恐るべき実態を冷静な筆致で描写する。内部にいた者の視点による貴重な証言録である。
ISBN 978-4-7942-0691-6
定価 1,602円(本体1,456円)
判型 四六判
頁数 248頁
初版刊行日 1996年03月22日
原書タイトル
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高橋英利
1967年、東京都立川市生まれ。信州大学理学部地質学科、同大学院で測地天文学を専攻。野辺山天文台、水沢天文台での研究を中断して、94年5月にオウム真理教に出家。教団の科学技術省で故・村井秀夫の直属の部下となる。出家直後より教団に疑念をもっていたが、強制捜査を機に自ら上九一色村のサティアンを脱出、教団を脱会した。教団の非合法活動にはいっさい関わっていない。
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