書籍詳細

7 心はどこにあるのか

人間の心と犬の心は同じなのか？　そもそも生き物すべてに心はあるのか？　刺激的な問いかけと仮説で心の神秘性をはがし、「心の進化論」を展開する意欲的な一冊。

ダニエル・デネット

哲学者。オックスフォード大学で哲学を学ぶ。タフツ大学の哲学科教授ならびに認知科学センター所長。心の哲学の第一人者であり、人工知能学者、進化論学者などと共同研究をしてきた。著書に『志向姿勢の哲学』（白揚社）『解明される意識』『ダーウィンの危険な思想』（ともに青土社）他多数。

土屋俊

1952年生まれ。東京大学、同大学院で哲学を修め、現在千葉大学文学部教授。言語学、認知科学、情報科学などと哲学との境界領域に関心を持つ。著書に『心の科学は可能か』（東京大学出版会）他、共編著に『ウィトゲンシュタイン以降』（東京大学出版会）『ＡＩ事典』（ＵＰＵ）他。