理論神経生理学者。ワシントン大学医学部教授。神経外科医、動物行動学者などと協力し、脳と進化の関係をマクロな視点から捉えなおす試みを続ける。著書に『マドンナがしとめた』（誠信書房）、『The Cerebral Code』『The Ascent of Mind』 などがある。

1959年、東京生まれ。北海道大学大学院医学研究科脳科学専攻高次脳機能学分野教授。エール大学医学部神経生物学科の研究員、京都大学霊長類研究所の助手を経て現職。専門は神経科学・霊長類学で、前頭連合野を主な対象としながら、脳進化の研究も展開。著書に『知性の脳構造と進化』（海鳴社）、『あぶない脳』（ちくま新書）他多数。