草思社

書籍詳細

サハリンの韓国人はなぜ帰れなかったのか
―― 帰還運動にかけたある夫婦の四十年
人道的な活動はなぜ戦後補償問題へと発展していったのか。韓国人帰還に献身した日韓夫妻の足跡をたどり、運動の真実を明らかにした力作。戦後史観の歪みを正す。
ISBN 978-4-7942-0798-2
定価 2,090円(本体1,900円)
判型 四六判
頁数 272頁
初版刊行日 1998年01月05日
原書タイトル
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新井佐和子
1930(昭和5)年、神奈川県生まれ。旧制都立第六高女(現三田高校)卒業。77年より、サハリン残留韓国人帰還運動に携わる。その後、朴魯学・堀江和子夫妻に協力し、サハリンからの帰国者招請とその受け入れ活動をおこなう。夫妻の業績を書き残しておきたいとの信念のもと、五年の歳月をかけて本書を執筆した。
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