草思社

書籍詳細

死の病原体プリオン
致死率100%、脳をスポンジ化し、狂牛病・ヤコブ病を引き起こす不死身の病原体とは? 医学・生物学の常識を超えた未知の生命体の謎に迫る戦慄のドキュメント。
ISBN 978-4-7942-0832-3
定価 2,090円(本体1,900円)
判型 四六判
頁数 288頁
初版刊行日 1998年07月06日
原書タイトル DEADLY FEASTS
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リチャード・ローズ
ジャーナリスト・作家。1937年にカンザス州に生まれる。イェール大学卒業後、文筆活動を始める。1986年刊行の『原子爆弾の誕生』(啓学出版/紀伊國屋書店)でピュリッツァー賞、全米図書賞、全米批評家協会賞を受賞、世界10カ国以上で翻訳された。幅広いテーマを扱う実力派としてこれまで23点の本を刊行、邦訳には『原爆から水爆へ』(紀伊國屋書店)、『アメリカ農家の12カ月』(晶文社)、『メイキング・ラヴ』(文藝春秋)、『死の病原体プリオン』(草思社)がある。カリフォルニア州在住。
桃井健司
網屋慎哉
この本へのご意見・ご感想
おもしろいの一語に尽きる。テーマが斬新なだけでなく、最新の興味深い事実に裏打ちされ、読む者の心を捕えて離さない。私自身はプリオンについては深く知らなかったが、その実体はまったく奇妙で不気味だ。これはまさにスクープと言ってよい。著者の鋭い勘と正確な叙述が光る第一級のノンフィクションである。
──『ホット・ゾーン』の著者リチャード・プレストン