書籍詳細
原始の風が吹く大地へ
―― 人類二〇〇万年前の目覚め
人類学者の洞察力と作家の想像力が、原始人類の世界を再現。ヒト進化の鍵をにぎる「心」の誕生を描き、本国フランスでベストセラーとなった、世界初の原始人小説。
ISBN | 978-4-7942-0848-4 |
定価 | 2,750円(本体2,500円) |
判型 | 四六判 |
頁数 | 336頁 |
初版刊行日 | 1998年10月05日 |
原書タイトル | SOUS LE VENT DU MONDE |
サルからヒトへ、
そのとき生まれた「心」とは──
森を出て歩き出した「最初のヒト」たちの心模様を
想像力豊かに描く!
現在から遡ること400万年前、寒冷化の進む大陸では、サルが餌を求めて森を出て、大地に降り立った。それからさらに数百万年の時をへて、まだ全身を毛に覆われたサルたちに、言葉が、道具が、そして「心」が生まれた。
時は170万年前、東アフリカの湖の畔で、ひとりの女ニー・エイが部族を追われ、未知なる大地へ歩みだした。おなじ頃、ひとりの男モールが、雲に隠された遠くの山をめざして旅立った。ふたりの胸のうちで、ヒトの心がかたちを見せはじめる──。
化石を読み解く科学者の洞察力と、ベストセラー作家の想像力が、「最初のヒト」たちに見えていた世界、彼らの話していた言葉をありのままに再現。人類進化の鍵をにぎる原始人たちの心模様を切々と描きあげ、本国フランスでベストセラーとなった、世界初の原始人小説。
そのとき生まれた「心」とは──
森を出て歩き出した「最初のヒト」たちの心模様を
想像力豊かに描く!
現在から遡ること400万年前、寒冷化の進む大陸では、サルが餌を求めて森を出て、大地に降り立った。それからさらに数百万年の時をへて、まだ全身を毛に覆われたサルたちに、言葉が、道具が、そして「心」が生まれた。
時は170万年前、東アフリカの湖の畔で、ひとりの女ニー・エイが部族を追われ、未知なる大地へ歩みだした。おなじ頃、ひとりの男モールが、雲に隠された遠くの山をめざして旅立った。ふたりの胸のうちで、ヒトの心がかたちを見せはじめる──。
化石を読み解く科学者の洞察力と、ベストセラー作家の想像力が、「最初のヒト」たちに見えていた世界、彼らの話していた言葉をありのままに再現。人類進化の鍵をにぎる原始人たちの心模様を切々と描きあげ、本国フランスでベストセラーとなった、世界初の原始人小説。