草思社

書籍詳細

14 共生生命体の30億年
細菌が融合し、進化する──生物の基本となるミトコンドリアも葉緑体も、もとは共生細菌なのだ。生命進化、性の起源の謎を解く鍵「共生」が、生命観をぬりかえる!
ISBN 978-4-7942-0991-7
定価 1,980円(本体1,800円)
判型 四六判変型
頁数 204頁
初版刊行日 2000年08月28日
原書タイトル SYMBIOTIC PLANET
このエントリーをはてなブックマークに追加
リン・マーギュリス
生物学者。シカゴ大学を卒業後、ウィスコンシン大学修士課程、カリフォルニア大学バークレー校にて博士課程を修了。現在はマサチューセッツ大学地球科学部教授。彼女が提唱した連続細胞内共生説は、ジェイムズ・ラブロックのガイア理論にも多大な影響を与えた。息子ドリオン・セーガンとの共著で『生命とは何か』(せりか書房)『性の起源』(青土社)など刺激に満ちた書を多数世に問いつづけている。
中村桂子
1936年東京都生まれ。JT生命誌研究館館長。理学博士。東京大学理学部化学科卒。三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授を歴任。生命誌の提唱者である。著書に『ゲノムが語る生命』(集英社新書)『生命誌の窓から』(小学館)『自己創出する生命』(哲学書房)他多数。
この本へのご意見・ご感想