2025年1月7日発売
国産車の小改良・新型を網羅し、約100車種を徹底批評
今期はまさにターニングポイントとなる年。国産車の未来には期待しかない!
人気のコンパクトSUVにニューカマーが複数登場するなど、競争激しいカテゴリーがますます活気づき、クルマ選びはより難しく、面白くなっています。第1特集は、ライバル同士をピックアップして直接比較、詳細にオススメグルマを検討する企画。比較批評が得意で大好きな著者の面目躍如、各車の意外な長所・短所をあぶり出す、その手腕があますところなく発揮されています。
そしてクルマ業界に向けると…。世界的にBEV(バッテリーEV)の販売が鈍化したところに、中国メーカーが安いBEVで各国市場へ大攻勢。おかげで、欧州メーカーはいま、未曾有の危機へを迎えつつあります。一方、「BEVで出遅れた」と言われつづけてきた国産メーカーは、実は地に足のついた戦略で着々と技術的な展開を準備していました。取材を重ねれば重ねるほど、その未来には期待しか湧いてこない。国産車の「EVシフト」の現在を、第2特集でわかりやすくレポートします。
今期はクルマ業界が大きく動き、後から振り返れば「あの年がターニングポイントだった」と思うであろう1年となりました。『2025年版間違いだらけ』を読めば、ニューカーの状況もクルマ界の動向も、一気に丸わかり。クルマを買いたい人も、クルマ業界に興味のある人も、ぜひとも読むべき1冊です。
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2025年版特集
◎第1特集:クルマは比べて買いたい
コンパクトSUV対決、コンパクトミニバン対決に、マツダCX同門対決など、5番勝負!
◎第2特集:BEVかPHEVかエンジンか
ユーザーのことを真摯に考え、国産メーカーがとる各社各様のアプローチ。最新事情をレポート
2025年版の指摘
- ・EVシフト鈍化、欧州メーカーに大打撃
- ・自動運転に新アプローチ。今度こそ実現?
- ・180度転換した大手メディアのEV報道…
- ・規制強化でスポーツカー冬の時代が来る?
- ・SUVの新型が続々。個性の豊かさがスゴイ
2025年版の論評より
- マツダ・ロードスター
- 大幅改良で本当に欲しいクルマになった
- レクサスLM
- プレミアムカーの世界変えたエポックな存在
- BYDシール
- 衝撃。出来映えは想像を超えていた
- VWゴルフ
- 不満がいろいろ解消。元気取り戻した
- N-VAN e:
- ベース車の魅力損なわず、よくぞ仕上げた!
- WR-V
- 正直、私はかなり気に入っている
- アリア
- 大幅値上げは萎える。追加のNISMOは快作
- スープラ
- え、もう生産終了? 大ショックだ
- フロンクス
- ドイツ車のような実直な走り、剛性感
- アコード
- ターゲット層にきちんと届くだろうか
著者略歴
島下泰久(しました・やすひさ)
1972年神奈川県生まれ。立教大学法学部卒。国際派モータージャーナリストとして年間20回近い海外取材を敢行し、試乗台数は年間延べ200台近くにも及ぶ。雑誌、webなど幅広いメディアへ寄稿するほか、YouTubeチャンネル「RIDE NOW -Smart Mobility Review-」を主宰する。『間違いだらけのクルマ選び』は2011年から徳大寺有恒氏と、2016年版から単独で執筆。2025年版で通算15冊目となる。2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
1972年神奈川県生まれ。立教大学法学部卒。国際派モータージャーナリストとして年間20回近い海外取材を敢行し、試乗台数は年間延べ200台近くにも及ぶ。雑誌、webなど幅広いメディアへ寄稿するほか、YouTubeチャンネル「RIDE NOW -Smart Mobility Review-」を主宰する。『間違いだらけのクルマ選び』は2011年から徳大寺有恒氏と、2016年版から単独で執筆。2025年版で通算15冊目となる。2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
1976年、覆面作家としてデビューした徳大寺有恒さんが、「こんなクルマでも買う人がいるから不思議」「見せかけだけの新しさではすぐ飽きがくる」など、歯に衣着せぬ批評を展開、全メーカーを震え上がらせた最初の『間違いだらけ』とその続篇を無料公開します。
『間違いだらけ』のすべてがはじまった原点を、ご堪能ください。
徳大寺有恒さんの名著『ぼくの日本自動車史』が文庫化、草思社文庫より刊行されました。
こちらもごらんください! →『【文庫】ぼくの日本自動車史』