草思社

書籍詳細

1 神秘な指圧師
’01年度ノーベル文学賞作家の初選集第1巻。著者の処女作で出世作ともなった本書は、英領トリニダード島を舞台に植民地社会の不条理性を描いたユーモラスな小説。
ISBN 978-4-7942-1113-2
定価 2,090円(本体1,900円)
判型 四六判
頁数 320頁
初版刊行日 2002年02月08日
原書タイトル THE MYSTIC MASSEUR
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V・S・ナイポール
1932年、英領トリニダード・トバゴにインド移民三世として生まれる。オクスフォード大学に留学して卒業。BBCなどで働いたのち1957年『神秘な指圧師』で作家デビュー。植民地を題材にした作品が多く、小説家、紀行家として当代一流の評価を得ている。2001年度ノーベル文学賞受賞。主著に『神秘な指圧師』『ビスワス氏の家』『到着の謎』『インド闇の領域』などがある。
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