ジョン・ホプキンス大学で西洋古典学(古代ギリシャ・ラテン)を学び(1985-1989)、学士号を取得。その年にエール大学に移り、1993年に古典語及び古典文学の修士号を、1996年に博士号を取得。学位論文は「アテナイの将軍職:軍事領域における権力の範囲と行使(紀元前501/500年から同322/321年まで)」。1992年以降、エール大学ならびにウェスリーアン大学で非常勤講師、客員助教授として、ギリシャ語、ラテン語、古代史などを担当している。著書には、本書(2003年刊行)のほか、学術論文『アテナイの将軍たち:古典期における軍事的権威』(1998年)がある。最近は“Military History Quarterly”(季刊軍事史研究)に論文を発表するかたわら、書評も手がけている。