石井直方
1955年生まれ。77年東京大学理学部卒業、82年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。82年東京大学理学部助手、91年東京大学教養学部助教授、99年東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系教授を経て、2020年東京大学名誉教授。1987~88年日本学術振興会特定国派遣研究者(英国オックスフォード大学)。身体運動科学、筋生理学、トレーニング科学を専門に、力学的環境に対する骨格筋の適応のメカニズム、及びその応用としてのレジスタンストレーニングの方法論、健康や老化防止等の研究に従事している。81、83年ボディビル日本選手権優勝、81年世界選手権第3位、82年ミスターアジア優勝など、競技者としても輝かしい実績を誇る。著書に『レジスタンストレーニング』(ブックハウスHD)、『分子運動生理学入門』(NAP)、『筋肉まるわかり大事典(1、2)』(ベースボール・マガジン社)、『筋肉学入門』(講談社)、『スロトレ完全版』(高橋書店)など多数。NSCAジャパン元理事長、東京大学先端科学研究拠点初代拠点長、93年日本比較生理生化学会吉田奨励賞受賞。日本トレーニング指導者協会参与。