草思社

書籍詳細

息切れのゆくたて
音楽にのめり込みつつも最後まで表舞台に立つことなく終わる3人の男女のささやかな滅びの人生を、透徹した筆致で描いた本格長篇小説。書き下ろし1500枚。
ISBN 978-4-7942-0363-2
定価 4,058円(本体3,689円)
判型 四六判
頁数 704頁
初版刊行日 1990年01月25日
原書タイトル
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岩田宏
1932年、北海道生まれ。2014年没。詩人、作家、翻訳家。「岩田宏詩集」で藤村記念歴程賞。著書『同志たち、ごはんですよ』『踊ろうぜ』『息切れのゆくたて』(いずれも草思社)、『アネネクイルコ村へ』(みすず書房)など。小笠原豊樹名義での翻訳書も多数。マヤコフスキー、ザミャーチン、ソルジェニーツィン、レイ・ブラッドベリなどのほか、アンリ・トロワイヤ『サトラップの息子』『クレモニエール事件』『石、紙、鋏』(草思社)、マルコム・カウリー『八十路から眺めれば』(草思社文庫)など。
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