草思社

書籍詳細

カヨとひろ子
内なる炎につき動かされ、言い知れぬ不安の渦を巻き起こす2人の女──。不可解ななりゆきに翻弄される人間たちを描いた、主題なき変奏曲。書き下ろし本格小説。
ISBN 978-4-7942-0453-0
定価 3,418円(本体3,107円)
判型 四六判
頁数 408頁
初版刊行日 1992年03月23日
原書タイトル
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岩田宏
1932年、北海道生まれ。2014年没。詩人、作家、翻訳家。「岩田宏詩集」で藤村記念歴程賞。著書『同志たち、ごはんですよ』『踊ろうぜ』『息切れのゆくたて』(いずれも草思社)、『アネネクイルコ村へ』(みすず書房)など。小笠原豊樹名義での翻訳書も多数。マヤコフスキー、ザミャーチン、ソルジェニーツィン、レイ・ブラッドベリなどのほか、アンリ・トロワイヤ『サトラップの息子』『クレモニエール事件』『石、紙、鋏』(草思社)、マルコム・カウリー『八十路から眺めれば』(草思社文庫)など。
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