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ネガティブな感情はその日のうちにデトックス!

夜、お腹をもむといいことが起こりだす
――心と体を浄化する氣内臓マッサージ
チネイザンセラピスト Yuki著

■感情と内臓の意外な関係

 あなたのお腹は、やわらかいですか? かたいですか? 温かいですか? 冷たいですか? もし、かたかったり、冷たかったりしたら要注意。内臓の氣が詰まっているサインかもしれません。
 本書で紹介する「チネイザン(氣内臓)」は、古代道教に伝わる伝統療法で、そのベースにある陰陽五行の考え方によると、内臓に溜まった未消化の感情(怒・喜・思・悲・恐)によって体に「氣」の停滞が生まれ、内臓がダメージを受け病気になると考えられています。とりわけ怒りや悲しみなどのネガティブな感情はとてもパワーが強いので、体に溜まりすぎると肝臓や肺といった内臓を傷つけるようになるといわれます。
 それを防ぐため、お腹(内臓)をもみこみマッサージすることで、感情などの老廃物を体の外に流し出し、内臓の氣の詰まりを流し、心身を整えていく手段として考え出されたのが、「チネイザン(氣内臓)療法」です。

■ネガティブな感情はその日のうちにデトックス!

 人間は毎日さまざまな感情を生み出しながら生きています。できることなら、ネガティブな感情は体に溜め込まず、その日のうちにデトックスしておきたいものです。
 そこで本書は、忙しい人でも比較的時間がとれる「夜」の時間帯にフォーカスし、お風呂に入るときや夜寝る前にできる簡単な「チネイザンマッサージ」を紹介します。毎日気軽に実践でき、習慣化することで、お腹がすっきりして、体の内側から氣の巡りと運気が変わっていくのが実感できるはずです。
 とくに原因不明の不調や疲れ、メンタルの落ち込みなどに悩んでいる方におすすめです。ぜひ多くの方に読んでいただければ幸いです。

(担当/吉田)

目次より

プロローグ「お腹は人生を映し出す鏡」

1 お腹は引き寄せの磁石
● お腹がかたいとなぜ運気が悪くなる?
● 体の内側の氣が外側の氣を司る

2.なぜお腹はかたくなる?
● がまんしすぎは体に毒
● チネイザンとは何か
●「感情」が心身の不調を招く
● 陰陽五行思想が今も息づく現代社会
● 子宮卵巣に蓄積する独特な感情とは
● お腹と感情の関係図

3.すべては感情分布図を知ることから始まる
● 内臓に溜まった感情が氣の詰まりを起こす
● あなたが消化できないのはどんな感情ですか

4.お腹と潜在意識はつながっている
――私を変えてくれた夜の習慣
● どんどん若返る秘密
● なぜ夜に行うと効果が出やすいのか

5.お腹をあたため、やわらかくするお風呂チネイザン
● 人生の質を決める「最高のお風呂タイム」
● 日本人はお風呂に入ることが大事
● お風呂の入り方
<お風呂の中でチネイザンマッサージ>
● 体が変わる、温泉や銭湯などで行うスペシャルバージョン
<温泉チネイザン>
● お風呂の後も自分をいたわる超重要時間
<3分でOK! やせるオイルマッサージ>
<ふっくら美肌をつくる夜のオイルケア>

6.お腹の声を聴く、夜の食事法
――やせてキレイになれるレシピ
● 内臓が欲する食事
● ネガティブな気持ちを癒やす食べ物たち

7.ネガティブな感情はその日のうちにデトックス!
――夜、寝る前のセルフチネイザン
● 夜、お腹をもむとぐっすり眠れる
<夜、寝る前のセルフチネイザン>
<感情をリセットするセルフチネイザン>

8.疲れ切っているときの夜のスペシャルチネイザン
● 疲れ度セルフチェック
● 休日の夜におすすめのひまし油セルフケア
<ひまし油チネイザン>
● ぐっすり眠れる、自分をゆるめる呼吸法
<頑張った自分へ肋骨ほぐしの呼吸法>

9.夜、寝る前の自分への言葉がけ
● お腹に手を当て、自分を安心させて眠りにつく
● 幸せの周波数に包まれて

エピローグ 朝の過ごし方

著者紹介

Yuki(ゆき)
チネイザンセラピスト。「たまよろ庵」主宰。早稲田大学政治経済学部卒業後、外資系コンサルティング、中米大使館、大手IT通信企業などに勤めながら世界を巡り、ヨガ、マクロビオティック、タイ古式マッサージ、カウンセリング心理学などを学び、チネイザンに辿り着く。著書に『氣内臓 お腹をもむと人生がまわりだす』(草思社)、『氣内臓デトックスマッサージ』(KADOKAWA)など。
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