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あなたの日常に力をくれる名絵本を101冊一挙紹介!

明日も生きていこうと思える絵本101
赤木かん子 著

■この本は、絵本と出会うための本です

絵本といえば、やさしく癒やしてくれそうなイメージを持たれる方は多いのではないでしょうか。ところが本書では、著者があえて「衝撃的でハッと覚醒させられる」絵本ばかり101冊選んでいます。
著者によれば、子どもの本の特徴は、「真面目、真剣、逃げない」だそうです。
ですから、子ども向けの絵本には、大人が読めば、直球で心にズドンとくる、本質的で核心を突くものが多いのです。
もし、最近あまり心が動かされていないなあと感じている方は、まずはためしに本書で紹介する絵本を何冊か図書館で借りて読んでみてください。心に引っかかる一冊が必ず見つかるはずです。

■忙しい大人にこそ絵本はおすすめ

大人になると日常生活のワンパターンから抜け出すことがなかなか難しくなるものです。そんなときこそ絵本はおすすめです。
絵本は短い時間(10分ほど)で違う考え方、やり方を鮮やかに見せてくれます。
人間というのは、知らないことを知って感心したり、感動したり、ワクワクすると、なぜか元気になるという不思議な生きものです。
かたくなった頭をちょっと柔らかくしたいときに、いつもと違う世界にトリップしたくなったときに、傷ついた自分を癒やしたいときに……そのときの気分にあった絵本を読むと心が軽くなって、よし、明日もがんばろ、という気持ちが湧いてきます。
本書を窓口にして、無限に広がる絵本の世界を堪能していただければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

(担当/吉田)

本書で紹介している絵本――「ぼくがほんとにほしいもの」「でっかいでっかいモヤモヤ袋」「つきよのかいじゅう」「あおくんときいろちゃん」「ぶきゃぶきゃぶー」「マッチ売りの少女」「まっくら、奇妙にしずか」「うろんな客」「雪の写真家ベントレー」「見えなくてもだいじょうぶ?」「ありがとう、フォルカーせんせい」「ぼくはひとりで」「からすたろう」「ちっちゃなサリーはみていたよ」「おたんじょうびおめでとう!」「ベンのトランペット」「ロンと海からきた漁師」「こぐまくんのハーモニカ」「おおきなかわのむこうへ」「ママがいっちゃった…」「てんごくのおとうちゃん」「あのときすきになったよ」「オレゴンの旅」「ねずみとくじら」「おなじ星をみあげて」「おなべおなべ にえたかな?」「名前のない人」ほか多数。

目次

1章 新しい世界の扉をひらく
2章 親と子は、永遠のテーマ
3章 絵本てこういうものです
4章 人生の使い方を考える
5章 本と図書館と学校と
6章 こんなふうに愛してほしい
7章 死の哲学
8章 守りたいものに気づく
9章 運命とは何か
10章 おやすみのまえのひとときに
11章 深い、不思議…まだまだこんな絵本もありますよ

著者紹介

赤木かん子(あかぎ・かんこ)
児童文学評論家。長野県松本市生まれ。千葉育ち。法政大学英文学科卒業。1984年に、子供の頃に読んで、タイトルや作者名を忘れてしまった本を探しだす「本の探偵」として本の世界にデビュー。以来、子供の本や文化の紹介、ミステリーの紹介・書評などで活躍している。
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