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セ・パの覇者「阪神」「オリックス」を切り崩すのは、どの球団か?

2024年版 プロ野球 問題だらけの12球団
小関順二 著

「即戦力ドラフト」から焦りが垣間見える巨人、リリーフ陣の層の薄さがチーム順位の乱高下を招いているヤクルト、ドラフト上位指名がなかなか育たないソフトバンク、2年連続最下位の日本ハム・中日よりもチーム状況が深刻な楽天……。
プロ・アマ合わせて5800試合以上を球場で観戦してきたドラフト研究の第一人者が、「チーム編成」の視点から12球団の戦力を徹底分析。エースのメジャー流出や新戦力の台頭で混沌必至の2024年シーズンを読み解きます。プロ野球ファン必読の決定版ガイドです! 

(担当/貞島)

12球団 今季はどうなる?

阪神

「アメとムチ」を巧みに使い分ける岡田監督の手腕

広島

野手のドラフト1位が過去5年間でゼロは問題だ

DeNA

新戦力の「育成+抜擢」のサイクルを生み出せるか

巨人

チームの命運を左右する門脇誠のショート定着

ヤクルト

なぜ期待の高校卒ドラフト1位投手が伸び悩むのか

中日

「二遊間集めドラフト」をやっている余裕はないはずだ

オリックス

山本由伸が抜けても山下舜平大がいる

ロッテ

今年こそ佐々木朗希の「出力全開」が見たい

ソフトバンク

新監督は「抜擢しない伝統」を打破することができるか

楽天

球団のビジョンが見えず、このままでは暗黒時代に

西武

空前絶後の投手力を擁して覇権をめざす

日本ハム

新球場移転が可能にした逆襲の大補強

著者紹介

小関順二(こせき・じゅんじ)
スポーツライター。1952年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。プロ野球のドラフト(新人補強)戦略の重要性に初めて着目し、野球メディアに「ドラフト」というカテゴリーを確立した。2000年より年度版として刊行している『プロ野球 問題だらけの12球団』シリーズのほか、『プロ野球 問題だらけの選手選び─あの有名選手の入団前・入団後』『甲子園怪物列伝』『「野球」の誕生 球場・球跡でたどる日本野球の歴史』(いずれも草思社)、『ドラフト未来予想図』(文藝春秋)、『野球力 ストップウォッチで判る「伸びる人材」』(講談社+α新書)、『間違いだらけのセ・リーグ野球』(廣済堂新書)、『大谷翔平 奇跡の二刀流がくれたもの』『大谷翔平 日本の野球を変えた二刀流』(いずれも廣済堂出版)など著書多数。CSテレビ局スカイ・A sports+が中継するドラフト会議の解説を1999~2021年まで務める。同会議の中継は20年度の衛星放送協会オリジナル番組アワード「番組部門中継」の最優秀賞を受賞。15年4~7月に、旧新橋停車場 鉄道歴史展示室で行われ好評を博した「野球と鉄道」展の監修を務める。
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