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世界の伝説や神話の向こうにある「現実の種」を追う!

伝説を旅する
――ヴァイキング、シバの女王、桃源郷、インディ・ジョーンズ、モアイへの道
髙橋大輔 著
伝説を旅する

世界12カ国、20年にわたる異色の探検紀行

本書は、『ロビンソン漂流記』のモデルとなった英国の船乗りアレクサンダー・セルカークの住居跡を南米チリ沖のロビンソン・クルーソー島で発見し、話題となった著者が、探検家を志した1990年代初頭から2010年代初頭までの約20年間に重ねた5つの旅を綴った一冊です。
著者の一貫した探検テーマは、「神話や伝説、昔話などの背景にある“現実の種”を探す」こと。

・北欧のヴァイキングの航路と、タイタニック号を沈めた氷山の移動ルートとの関係とは?
・旧約聖書に登場するシバの女王が命がけで旅に出かけ、ソロモン王に求めた「知恵」とは何だったのか?
・中国にあるという「理想郷」とは、どこのことなのか?
・南米の密林に潜む、映画『インディ・ジョーンズ』の冒険世界のリアルとは?
・南太平洋のイースター島にたたずむ「モアイになった7人の探検家」とは?──。

著者は言います。
「探検とは未踏の地を調査することだけではない。まだ見えていない意味を探し出す行為でもある」

伝説の舞台を自らの足で訪ね、土地の歴史や風俗に触れながら、よく知られた物語の意外な素顔を浮かび上がらせていく、知的好奇心に満ちた探検紀行です。

(担当/貞島)

目次

プロローグ

1 エクスプローラー!
──ニューヨーク・オスロ・グリーンランド
探検家クラブ/オスロの探検家たち/ヘイエルダール氏に会う/グリーンランドの氷海へ
2 シバの女王とシルクロードの秘宝
──イエメン・エルサレム・エチオピア
旅には往路と復路がある/シバの女王が求めた知恵とは/世界最古の摩天楼/幸福のアラビアを求めて/ソロモン王の国/エチオピアの異界感/シバの女王の知恵に迫る
3 桃源郷からシャングリラへ
──チベット・湖南省・甘粛省・四川省・雲南省
チベット高原一二〇〇キロの旅へ/桃源郷は何処に?/ユートピアとは/もう一つの楽園、シャングリラ/カオスと失楽園/理想郷のカタチを見つける
4 インディアナ・ジョーンズとアマゾンの魔境
──ブラジル・メキシコ・ペルー
映画世界のリアル/アマゾンの真っ只中で途方に暮れる/失われた都市Z/インディアナ・ジョーンズという聖地巡礼/アステカの神々とイモムシ/ピラミッド・ミステリー/インカ文明の遺跡を巡る/マチュピチュへの道/マチュピチュの秘密
5 モアイとゴーギャンの旅路
──イースター島・タヒチ島
イースター島の引力/カニバリズムの現場/ゴーギャンが見た風景/探検家のモアイ

エピローグ

著者紹介

髙橋大輔(たかはし・だいすけ)
1966年、秋田市生まれ。探検家。「物語を旅する」をテーマに、世界各地に伝わる神話や伝説の背景を探るべく、旅を重ねている。2005年、米国のナショナル・ジオグラフィック協会から支援を受け、実在したロビンソン・クルーソーの住居跡を発見。2022年に王立地理学協会(ロンドン)より勅許地理学者(CGeog)の称号を受ける。著書に『日本の人魚伝説』『漂流の島 江戸時代の鳥島漂流民たちを追う』『国境の人 間宮林蔵』(いずれも草思社)、『12月25日の怪物』(草思社文庫)、『剱岳 線の記 平安時代の初登頂ミステリーに挑む』(朝日新聞出版)、『最高におもしろい人生の引き寄せ方』(アスコム)、『仮面をとった浦島太郎』(朝日文庫)などがある。
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